Vivaldi のプロファイルを自動でバックアップする ~ Linux編 ~

Vivaldi Fast & Flexible Web Browser は常用ブラウザとして利用しても全く問題のないレベルになった。


但し、ひとつだけ問題がある。プロファイルのバックアップである。Chromeや他のブラウザの多くは、プロファイルを自動でバックアップ/復元する機能がある。しかしながら、Vivaldiにはない。おそらく開発中だとは思われるが・・・改めてインストールする場合は、カスタマイズをし直すのが非常に面倒である。何しろ設定項目が多岐に渡る上、拡張機能の再インストールも気が重い。

そこで、自動でバックアップするスクリプトを書いてみた。環境は、「Linux Mint」である。Ubuntu系のディストリビューションであれば、そこそこ動作するものと思われる。

#!/bin/sh

sleep 30s
set -x
cd ~
pactl set-sink-volume 1 90%

# 不要ファイル削除
rm -rf ダウンロード/*
rm -rf ピクチャ/*

# Vivaldi バックアップ
aplay /usr/share/sounds/purple/receive.wav
rm -rf .cache/vivaldi/Default/Cache/*
rm -rf .cache/vivaldi/Default/"Media Cache"/*
cd ~/Dropbox/Vivaldi
rm Linux-Vivaldi-Profile-old.zip
mv Linux-Vivaldi-Profile.zip Linux-Vivaldi-Profile-old.zip
until zip -r Linux-Vivaldi-Profile.zip ~/.config/vivaldi/Default/
do
    echo エラーコード = $?
    rm Linux-Vivaldi-Profile.zip
    sleep 5s
done

# Vivaldi 起動
aplay /usr/share/sounds/purple/login.wav
cd ~
pactl set-sink-volume 1 30%
vivaldi-stable&
exit 0
  • バックアップは2世代管理とする。
  • バックアップの前にキャッシュをすべて削除する。
  • バックアップはプロファイルのみでzip圧縮ファイルとする。
  • 圧縮時にエラーが発生したらリトライする。
  • 圧縮ファイルはDropboxに保管する。
  • 処理完了後Vivaldiを自動起動する。
このスクリプトをスタートアップで自動起動すれば、自動でバックアップができる。
最終更新日:
コメントは受け付けておりません。