Chromium OS で動画が再生されない場合の対処方法

ウェブに革新的な可能性を与えてくれた「Flash」。オーディオ・アニメーション・インタラクティブな機能から動画に至るまで、すべてを網羅した絶大なる存在だった。筆者も、過去に ”Flash4,5” を購入した経緯がある。高額なソフトではあったが、それに見合うだけの価値はあった。 (ただ、筆者には使いこなせなかったのが現実だが・・・。)

そんな「Flash」であるが、HTML5を始めとするオープンなウェブ標準機能が浸透し、かつてはFlashが担ってきた多くの役割を果たすようになってきた。また、「Flash」は脆弱性のオンパレードでもあり、多くのユーザーを苦しめてきた歴史がある。そんなワケで、現在では「Flash」をデフォルトでの使用を停止しているブラウザも多くなってきている。

さて、前置きはこのくらいにして、既に「そう云うことか!」と思わず膝を叩いた読者もいると思うが、動画が再生できない最大の理由は、そのブラウザがデフォルトで「Flash」を停止しているからである。多くのウェブサイトで、未だに「Flash」をベースとした動画プレイヤーが採用されており、その影響が出ているのである。

「Chromium OS」も同じ理由である。筆者は、「CloudReady」を使用しているが、使い始めに動画が再生されないウェブサイトがあるのに気づいた。「Flash Plugin was not found !」とか明確なエラーメッセージが表示されれば、すぐに原因が分かるのだが・・・中には、「再生できません」みたいな簡単なエラーメッセージしか表示されないサイトもあり、少しばかり原因を探るのに時間を要した。

では、本題の・・・「Chromium OS」で「Flash」を有効にする方法であるが・・・


[設定] 画面から「Flash」をインストールするだけ。但し、筆者の環境 (CloudReady) では、インストール後システムを再起動しないと有効にならなかったので、とりあえずメモしておく。分れば対応は簡単である。その前に、[設定] をひと通り確認するべきではあった。

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